生姜は英語でGINGER(ジンジャー)といい、インドからマレー半島にかけての熱帯アジアが原産地です。日本には、3世紀ごろ中国からもたらされたと言われています。今日、500種類以上もの生姜が、日本をはじめインド、東南アジア、中国、アフリカなどで栽培されています。
生姜は、薬味や香辛料として使われているだけでなく、優れた薬効が知られ薬としても活躍する重要な食材です。
生姜の持つ効能のなかで、もっともよく知られているのは、血液の循環をスムーズに行えるように働きかけ、身体を温めてくれるというものです。昔から「かぜのひき始めにはしょうが湯」という言い伝えが広く知られているのも、この効能のためではないでしょうか。
欧米で、クリスマスに焼かれるクッキーが、生姜の入った「ジンジャーブレッドマン」であるのも、寒い冬に体を温かくする作用があるからかもしれませんね。使われ方は様々ですが、生姜が、世界中で活躍する食材の一つであることがわかります。
生姜には他にもたくさんの効能があります。薬味として使用すると味が引き締まり、香りが添えられ、強い香辛料の味を好まない傾向にある日本人の口にもよく合います。また、肉や魚のくさみを消して、すっきりした風味を添える効果もあります。
少量でも加えると料理がおいしくなり、体にも良い効果をもたらす生姜は、世界中で愛され食される魔法の食材といえるのではないでしょうか。 |