食材豆知識 バックナンバー
安全な鶏肉を生産するために

鶏肉は低カロリー・高タンパクで、ビタミン類も含むヘルシーな食品として注目されています。
一般に流通している国産の鶏肉はブロイラーと呼ばれる食肉専用の鶏で、飼育期間60日以内で出荷されており、肉質が柔らかくてマイルドな味わいが特徴です。今人気の銘柄鶏や地鶏は、鶏種や与える飼料も異なっていて、飼育期間も80〜120日くらいとブロイラーに比べ長くなっています。
ブロイラーは、1920年頃にアメリカで生産しはじめたと言われており、日本で生産が始まったのは昭和20年代の後半です。需要の伸びと共に生産量が増大し、現在では年間一人当たりの消費量は全国平均で3,630グラムにもなっています。

【鶏の飼育】

安全な鶏肉を生産する(=健康な鶏を育てる)ために飼料は、トウモロコシ・マイロ・ビタミン・ミネラルなどをバランス良く混ぜたものを与えています。又、病気予防のためにワクチンや抗生物質を与えますが、出荷前に休薬期間を設けて肉への残留がない様に調整しています。石井食品では抗生物質をできるだけ投与しないで育てた鶏肉を使用しております。

■抗生物質とは?
カビなどの微生物から産出される抗菌作用を持った物質です。サルファ剤などの化学合成により生産される合成抗菌剤も広義では抗生物質に含まれます。一般的には、成長促進効果と病気予防、飼料効率改善のために、飼料添加物として認められた抗生物質を混ぜた飼料を鶏に与えます。
■ワクチンとは?
予め、接種して感染症の予防に用いる医薬品。毒性を無くしたか、あるいは弱めた「病原体」から作られています。ワクチンを注入することで体内に抗体を作り、以後感染症にかかりにくくする働きをします。
■なぜ抗生物質は良くないの?
鶏肉に残留した場合の人体への影響が懸念されることと、抗生物質を投与し続けることにより、鶏の中で突然変異等によって耐性を得た微生物、寄生虫が発生、増加する心配があるからです。
■抗生物質を使わない管理とは?
衛生管理、換気、温度管理が徹底された、鶏にとって快適な鶏舎で飼育します。そして抗生物質が入らないようにする為に、飼料メーカーでの分別管理に加え、飼料および鶏肉の抗生物質残留検査を行なっています。

【鶏の加工処理】

食鳥検査制度に基づき、獣医師の資格をもつ食鳥検査員と食鳥処理衛生管理者によって、三段階の検査が実施されます。鶏に出来るだけ手をふれないよう機械化し、また加工場内の温度管理や消毒などの衛生管理も徹底して行っています。

■食鳥検査制度とは?
国産チキンをより一層安全なものとするため、平成4年に食鳥検査制度が施行されました。この制度の下に、獣医師の資格をもった検査員が各処理場に常駐して、三段階の検査を行い、検査不合格のものは廃棄処分にして、合格したものだけが出荷されます。

【おすすめの食べ方】

鶏肉は部位によって栄養成分や適した調理方法が異なります。

■胸肉
とりわけ高タンパク、低脂肪。煮物料理に適しています。
■もも肉
鉄分がもっとも多く、ビタミンB2も豊富。様々な調理方法で鶏肉らしいコクを楽しめます。
■ささみ
脂肪をほとんど含まない。加熱はごく短時間にとどめて硬くならないようにしましょう。
■手羽先
コラーゲン、ビタミンAが豊富。脂肪分が多いので骨ごとスープにするとよいでしょう。

当社の「ミートボール」「チキンハンバーグ」「とりそぼろ」といった商品に使われているお肉はすべて国産鶏肉です。

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