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にんにく
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今ではいろいろな料理に使われ、にんにくを常備しているご家庭も多いですが、実は日本で料理として使われるようになったのは明治時代からで、にんにくを調理して食べるということは比較的新しいことなのです。その当時は、西洋から牛肉を食べる習慣が広まり、強い香りがするにんにくはお肉の生臭さを消し、庶民になじみがうすかった牛肉料理をおいしくさせました。

ヨーロッパではにんにくの強い香りは、昔から悪いものをとりはらってくれるという言い伝えがあります。吸血鬼伝説で有名なドラキュラから身を守る魔除けとして、にんにくを部屋につるしておくとドラキュラが退散すると信じられています。また、日本ではにんにくの日本最大産地の青森県弘前市で、毎年にんにく祭りが開かれ、にんにくをお供えして、一年の健康を願います。

にんにくの匂いのもととなっているのが、アリシンという物質で生のにんにくを切ったり、潰したり細胞を傷つけるとでてきて、強い殺菌力があります。カツオの刺身や馬刺し、牛刺しなどを食べるときに生のにんにくを薬味としてそえて食べますが、これは殺菌作用を利用した食べ方でもあるのです。

薬味として使う以外に、にんにくは常備菜としてもおいしく食べられます。例えば、ビンに薄皮をむいて小片に分けたにんにくに、ひたひたになる程度のお酢と、スプーン1、2杯のはちみつをいれて約1ヶ月ねかせると、にんにくの酢漬けができます。そのまま食べても、お料理に使ってもおいしく召し上がれます。8月の暑い時期、スタミナをつけたいときにツンとすっぱいにんにくは体を元気にさせてくれます。

にんにくは通気性が良すぎるところでは水分が奪われてしまい、みずみずしさがなくなってしまいます。反対に通気性が悪いところだとカビや芽が生えやすくなってしまいます。スーパーのビニール袋やラップに包むのではなく、通気性がほどよく保たれる新聞紙に1個ずつにんにくを包んで冷蔵庫で保存すると鮮度を保つことができます。

石井食品ではにんにくをいかした、温めるだけで食べられる本格的な麻婆春雨を販売しております。つるんとしたのどごしのよい緑豆春雨の入った麻婆春雨は、そのままのおかずとしても、ごはんにかけてもおいしく召し上がれます。夏の暑い時期に食欲の増すにんにくが入った麻婆春雨を是非お試しください。

参考資料
・ニンニクの絵本(大場貞信:編、宇田川新聞:絵)、社団法人 農山漁村文化協会、2008年
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