お菓子はもちろんのことお料理の味つけなどにも使われ、世界で多くの人々に使用されている調味料の1つ、砂糖。
その歴史は古く、紀元前2000年ごろにインドでサトウキビから作られたのが最古のもので、5〜6世紀ごろにはインドから中国、タイ、ジャワに普及したそうです。
日本へ砂糖が持ち込まれたのは奈良時代。中国の唐僧、鑑真(がんじん)が黒糖をもって来日したのが最初と言われています。 普段、何気なく使っている砂糖にはこんな古い歴史があるのですね。
砂糖は「さとうきび」や「てん菜(砂糖大根・ビート)」などの原材料から糖分を採り、結晶化したものです。さとうきびは、国内では主に沖縄県や鹿児島県などで、てん菜は北海道で主に生産されています。
ひとくちに砂糖といっても、いろいろなタイプのものを目にします。
砂糖は上白糖やグラニュー糖、白ざら糖、中ざら糖、三温(さんおん)糖、液糖など、製造工程で結晶と蜜を分離する純度の高い「分蜜糖」と、黒砂糖や和三盆のような製造工程で結晶と蜜を分離しないので、原料由来のミネラル分も豊富に含まれている「含蜜糖」に分類されます。
上白糖は日本独自のもので結晶が細かく、しっとりしたソフトな感じと風味が特徴で、お料理からお菓子、ジャムや飲み物など家庭でよく用いられています。
三温糖はソフトで黄褐色をしています。上白糖と同様にしっとりとしていて、甘さも強く感じられるので、煮物や佃煮を作る際に使うとコクのある仕上がりになります。
海外では一般的なグラニュー糖はクセのない淡泊な甘さで、さらさらした純度の高い砂糖です。とても溶けやすいのでコーヒーや紅茶などの飲み物に最適です。また、お菓子作りにもよく使われます。
砂糖は、固まりやすいため、密閉容器に移し替え冷暗所で保存するのが最適です。それでも固まってしまった場合は霧を吹いたり、密閉容器の中に食パンを一緒に入れるなどして水分を少し加え、一昼夜おくとほぐれやすくなります。 是非、お試しくださいね。
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