食材豆知識 バックナンバー
筍を食べてやる気をだそう

 春の訪れを告げるタケノコは、竹の地下茎の節から出る若芽のこと。10日も経てば竹になってしまうことから、旬と竹を合わせて「筍」という文字が作られたと言われています。古事記に記載されるほど古くから食べられていた食材で、主に食されているのが孟宗竹。その由来は、中国の二十四考の一人である孟宗が、病気の母が欲しがるタケノコを雪の中を探し回り掘り当て、孟宗の母は元気になったという故事からだそうです。

 タケノコは栄養価は少ないものの、食物繊維のセルロースが多く含まれ、便秘予防はもちろんのこと、コレステロールの吸収を抑える作用があり、大腸ガンをはじめ、生活習慣病の予防におすすめの食材です。さらにボリュームがある割にカロリーが少なく、ダイエットをしている方にはうれしい食べ物です。

 さらに、切り口に出る白い粉はアミノ酸の一種であるチロシン。脳に送り込まれると、ドーパミンやノルアドレナリンといった脳を覚醒し、やる気を起こさせる物質を作り出します。そのチロシンを脳により多く摂り込ませるには、糖質も合わせていただくことが重要。要するに、ご飯と一緒にいただくタケノコご飯こそ、理想のメニューになるのです。さらに、タケノコには疲れを取り、元気を生み出すアミノ酸の一種、アスパラギン酸も含まれます。

 新生活のスタートで何かと疲れ気味なこの時期に、タケノコを食べるのは、医食同源の考え方そのもの。旬の食材を美味しくいただくことで、心身を健やかにしてくれるのです。香りや食感、ほのかな味わいを楽しみながら、家族で食卓を囲むことで、元気がわいてきます。

 イシイの炊きこみご飯の素 筍ごはんは、筍の風味・色合いを生かすため、薄口しょうゆを使用し、薄味に仕上げてあります。鶏肉が入って味わいも豊か。お好みで油揚げや人参などを加えてどうぞ。アク抜きなど下処理が面倒なタケノコがお米と合わせて炊飯器で炊くだけで、おいしくいただけます。期間限定の味わいを是非お試しください。

バックナンバーの記載内容は発行当時の情報であり、現在の状況とは異なる場 合がありますことをご了承下さい。
春の食材 夏の食材 秋の食材 冬の食材 通年の食材
食材豆知識トップ

石井食品の食育への取りくみ食育情報トップ