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筍で春を先どり

独特のうまみと歯ごたえがたまらない筍。おいしいだけでなく、食物繊維が豊富でカロリーが低いうえ、むくみを解消するカリウムを含むヘルシーな食材です。

 

現在、主に食用にされている孟宗竹の筍のルーツは中国で、諸説ありますが、18世紀に琉球王朝より島津藩に伝えられたという説が有力です。それ以前には真竹、根曲竹といった孟宗竹よりも細い品種が食されていました。

日本では筍は春の食材ですが、本場中国では11月から冬筍の収穫が行われている地域もあります。石井食品では、筍ごはんの素などに中国産の筍を使用していますが、今回は当社で使用している筍の産地のひとつ、浙江省をご紹介します。

浙江省は上海に隣接しており、面積はおよそ10万平方キロメートルでそのほとんどを山林が占めています。温暖で雨量が多く農産物の豊かな土地で、中国のなかでも筍の栽培の盛んな地域です。

竹林では、よい筍を収穫するために竹が密集しすぎないように間隔をあけています。親竹は地下の茎を地面と水平に伸ばし、空間のあいたところの地下茎の節から筍がでてきます。筍は多いときには一日に1メートル伸びることもあり、放っておくとあっという間に伸びて竹になってしまいます。竹の間隔をあけるのは、筍が出るためのスペースをとるためと、親竹に適度な光をあてるためなのです。

 柔らかくておいしい筍を掘り出すためには、なるべく地面に埋まっているものを選びます。ほんのわずかな地面の割れ目を探して掘り返すのです。これには、長年経験を積んだ方でも苦労されるそうです。

 おいしい筍を提供するために調理にもひと工夫。現地で茹でてあくとりを行い、風味を損なわないようにパックしています。それを当社で、筍の風味を生かした無添加調理で仕上げております。今期収穫された筍を使用した炊きこみごはんの素 筍ごはん。春を先取りして「筍ごはん」はいかがでしょうか。

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