人気の夏野菜ゴーヤ、日本全国の食卓に広まったのはここ数年ですが、江戸時代に中国から伝わった歴史ある野菜。ゴーヤの他にも和名で「ツルレイシ」「にがうり」「ゴーヤ−」「ゴーラー」などとも呼ばれています。沖縄での消費量は日本全国平均と比べてなんと100倍!沖縄でのゴーヤの食文化と歴史が伺えます。また、フィリピン、ベトナム、タイ、インドなどアジアの多くの国でも炒める、煮る、また生でとゴーヤ料理が楽しまれているようです。
古くから薬効のある植物として珍重されていたゴーヤの栄養価は、ビタミンCが100g中120mgとキャベツやレモンのおよそ4倍、さらに加熱による損失が少ないのも特徴。合わせてβ-カロテンも豊富。また、独特の苦味成分「モモルデシン」は胃腸を刺激して食欲を促し、血糖値を下げる効果が。暑い地域、また暑い夏の健康維持に最適な野菜として昔から親しまれていたのもうなずけます。
ゴーヤ料理と言えば、ゴーヤチャンプルー。「チャンプルー」とは「ごちゃまぜ」という意味。その独特の苦味がたまならないおいしさですが、どうも苦手という方も多いのではないでしょうか。苦味をやわらげるには、縦半分に切り、種とワタの部分をしっかり取り除いたあと、適当な大きさに切り、塩でよくもんで水にさらします。(さらにゆでると効果的ですが食感や風味も薄くなります)調理法は炒める、揚げるなど油での調理、たまごや肉類などのたんぱく質との組み合わせ、酢、レモン、梅肉などの酸味と組み合わせると、おいしくいただけます。
ゴーヤは太くて短く、表面のイボにハリがあってつぶれていないものを選びましょう。すぐ食べずに保存する場合は、縦に半分に切って種とワタをよく取り除き、ラップをかけて冷蔵庫保存で1週間くらいはもちます。
難しそうに思えるゴーヤ料理ですが、ゴーヤがおいしくなるソースを使えば簡単においしくいただけます。また、塩もみして水にさらしたゴーヤを梅ぼしととりそぼろであえるゴーヤととりそぼろの梅あえはいかがでしょうか?夏にぴったりのさっぱりメニューです。 |