トマトの起源にはいろいろな説がありますが、昔は毒があると信じられ、観賞用として利用されていました。食用として栽培されるようになったのは18世紀頃といわれています。日本では明治時代にケチャップとして利用され、広まるようになりました。
現在では、世界中におよそ8000種類以上ものトマトが存在し、日本でも大型、小型様々な種類のトマトが手に入るようになりました。
その中でも日本で多く出回っているのは桃色系の大型トマトです。これは酸味や香りが弱く甘みがあり、サラダなど生で食べるのに適した品種です。最近では甘みが強い完熟ミニトマトも多く利用されています。
しかし、世界的に見ると日本はまだ、トマトの消費の少ない国です。世界的には、パスタや煮込み料理など加熱して食べるのが一般的です。加熱用には酸味や香りの強い加工用の赤色品種が使われ、トマトジュースやトマトピューレなどに加工されます。生食用に比べ加工用のトマトには、リコピンがおよそ3倍、βカロチンは2倍と豊富に含まれています。
トマトの加工品には大きく分けて3種類あります。
- ホールトマト・ダイストマト
- 果実の皮をむいてそのまま加工したもの。
トマトの固形感や特有の香りが生きていて、トマトソースやピザソースなどに使われます。
- トマトピューレ
- トマトを荒く裏ごしして少し濃縮したもので、固形感がやや残りトマトソースやパスタなどに使われます。ご家庭では、お好みの味に調えて料理のベースとして利用するとよいでしょう。
- トマトペースト
- トマトピューレをさらに濃縮したもので、滑らかなペースト状になっていて、濃縮還元のトマトジュースやケチャップの原料として使われます。ご家庭で利用する時には煮込み料理のこく出し、料理の色づけなどに使用するとよいでしょう。
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