張先生の食材メモ 中医学を元に健康に良い食材の食べ方、選び方などをさまざまな観点からご紹介します。
小豆
小豆イメージ
マメ科ササゲ属
東アジア原産で、中国、日本、韓国、ブータンなどで食用とされています。
エネルギー源の糖質やタンパク質が豊富。必須アミノ酸のリジンも含みます。
脳、神経などのエネルギー源となる糖質が、栄養成分の約6割を占めます。また、小豆の2割はタンパク質で、必須アミノ酸のリジンが含まれます。
ビタミンB1をはじめとするB群が多く含まれます。疲労物質の蓄積を防ぐ効果があります。
ビタミンB1は、糖質のエネルギー代謝を助ける働きがあり、エネルギーに変えるために必要となります。足りないと体内に疲労物質の乳酸がたまり、疲れやすくなると言われています。
小豆の赤い色は、ポリフェノールの一種、アントシアニンです。
活性酸素を抑え、血液の循環をよくし、免疫力を高める効果が期待できるアントシアニンを含んでいます。黒豆の色素にも含まれる抗酸化成分で、動脈硬化予防や視力回復に効果的と言われています。
小豆には不溶性食物繊維が多く含まれ、腸のぜん動運動を活発にします。
小豆は100gあたり17.8gの食物繊維を含み、ごぼうの約3倍です。食物繊維には便通をよくする効果に加えて、コレステロールの吸収を抑え、食後の血糖値の上昇をおだやかにする効果があります。
細胞の浸透圧を維持し、利尿作用のあるカリウムを含みます。
カリウムには利尿作用や血圧を抑える作用もあり、発汗などで不足すると不整脈や夏バテの原因になるといわれています。
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張先生のプロフィール
張建偉
中国黒竜江中医薬大学助教授として教鞭をとるとともに、中医学と西洋医学による診療を行ってきました。中医食養薬膳学にも精通しており、1993年の来日後は日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会などで活躍しています。

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