張先生の食材メモ 中医学を元に健康に良い食材の食べ方、選び方などをさまざまな観点からご紹介します。
セロリ
セロリイメージ
セリ科オランダミツバ属
香り成分には食欲増進、リラックス効果があると言われています。
茎だけでなく、葉の部分も栄養に富んでいます。
セロリならではの芳香は、アピイン、セダノリッド、セネリンなどの精油成分によるものです。
さわやかな香りの成分には、精神を安定させたり、食欲を増進させたりする効果があり、口の中をさっぱりさせるのも香り成分の働きです。
パセリなどのセリ科の植物とも共通するビラジンを含みます。
セロリやパセリといった野菜の「青臭さ」のもととなる香り成分ビラジンには、血栓を溶解し、血液をサラサラにする働きがあるといわれています。
β-カロテンやビタミンAが比較的豊富に含まれます。ビタミン物質も摂取することができます。
特に、葉には茎の白い部分の2倍のカロテンが含まれ、血圧を下げる効果が期待できます。
抗酸化作用のあるビタミンCや栄養分の代謝にかかわるビタミンB群が含まれます。
ビタミンCはストレスに強い体をつくる助けをし、鉄分の吸収も期待できます。疲労回復のビタミンB1、細胞の成長を促すビタミンB2も含まれています。
利尿作用を促すカリウムが、100グラムあたり410ミリグラムと青梗菜、きゅうり以上に含まれます。
カリウムはむくみを改善するとともに、心臓と筋肉の機能を調整し、高血圧を予防する効果がみられます。また、神経のイライラを鎮める効果が期待できるカルシウムも豊富です。
淡色野菜のなかでは食物繊維量がトップクラスで、腸でしっかり働きます。
セロリの食物繊維は、100グラム中1.5グラムと豊富。食物繊維は体内で消化されないため、食物の消化・吸収を緩慢にし、血糖値の急上昇を抑える効果があるといわれています。
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張先生のプロフィール
張建偉
中国黒竜江中医薬大学助教授として教鞭をとるとともに、中医学と西洋医学によ る診療を行ってきました。中医食養薬膳学にも精通しており、1993年の来日後は 日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会などで活躍しています。

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