張先生の食材メモ 中医学を元に健康に良い食材の食べ方、選び方などをさまざまな観点からご紹介します。
苦瓜
苦瓜イメージ
ウリ科ニガウリ属
きゅうりやヘチマと同じウリ科
原産地はインド、ベトナムなどで、
沖縄ではゴーヤと呼ばれる。
苦味成分のモモルデシン。食欲増進、殺菌、健胃、整腸作用があります。
この苦味成分は、数種類のサポニンとアミノ酸などで構成されています。サポニンの「サポ」は石鹸の「シャボン」と語源が同じで、油を落とす作用があります。
植物インシュリンと呼ばれる物質が含まれる苦瓜。血糖値を下げる効果あり。
苦瓜に含まれるインシュリン様物質のペプチドPには、血糖値を下げる効果があります。食べるインシュリンともいえる栄養成分です。
ピーマンと同じくらい豊富にビタミンCが含まれます。加熱しても壊れにくいのが特長。
ビタミンCは、軟骨、骨、真皮を構成するタンパク質の一種であるコラーゲンの生成を促します。免疫力、抗酸化作用を高めるためにも欠かせません。
塩分の排出を促すカリウム。苦瓜には、トマトやナスよりも多く含まれます。
カリウムは、利尿作用によって、むくみ、高血圧を防ぐ働きがあります。心臓と筋肉の機能を調整してくれます。
※腎機能障害で尿量が少ない人は過剰摂取に注意が必要です。
β‐カロテンは体内でビタミンAになり、体の抵抗力を高めるので風邪予防に効果的。
抗酸化作用や、粘膜を健康に保つ働きのあるβ-カロテン。体の抵抗力を高め、細胞の老化を抑えます。かぼちゃや人参、さつまいもにも含まれます。
糖代謝の補酵素になるビタミンB1や貧血予防に効果的な葉酸も。
食べ物から摂った糖分をエネルギーに変えるときに、補酵素として働くのがビタミンB1。疲労回復や夏バテ予防に欠かせないビタミンです。
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張先生のプロフィール
張建偉
中国黒竜江中医薬大学助教授として教鞭をとるとともに、中医学と西洋医学によ る診療を行ってきました。中医食養薬膳学にも精通しており、1993年の来日後は 日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会などで活躍しています。

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