張先生の食材メモ 中医学を元に健康に良い食材の食べ方、選び方などをさまざまな観点からご紹介します。
ひじき
ひじきイメージ
海藻類のホンダワラ科であり、
褐藻葉の部分を芽ひじき、
茎の部分を長ひじきという。
春から初夏にかけて採取される。
カルシウムが豊富。骨粗しょう症の予防には、牛乳よりも、ひじきが効果的です
水で戻したひじき100グラムあたりのカルシウム含有量は約175ミリグラム。一方、牛乳のカルシウムは100グラムあたり、およそ110ミリグラムです。
カルシウムの吸収を助けるマグネシウムも含まれています。
カルシウムとマグネシウムの比率は2対1が理想と言われています。ひじきはこの両方をバランスよく持ち、骨と歯の強化、骨粗しょう症の予防、ストレス緩和に役立つ効果があると言われています。
鉄分がしっかり摂れて、貧血の予防効果が期待できます。レバーや魚貝類に匹敵します
ひじきの鉄分は、水で戻した状態で、100グラムあたり約7ミリグラム。鉄分が多く含まれる鶏レバーの9ミリグラムとほぼ同等です。
植物色素、カロテノイドの一種であるフコキサンチンが含まれます。
ひじきやわかめ、こんぶなどの海藻類に含まれるカロテノイドの一つで、腫瘍を防ぐ働きがあると言われ、腸内の発ガン物質を吸着する効果も期待できます。
ひじきのおよそ半分は食物繊維。水溶性のアルギン酸も含まれます。
ひじきには、「体を動かしたり体温を維持するのに欠かせないエネルギー源」と言われる炭水加物が多く含まれています。
体内で甲状腺ホルモンを合成するのに必要なヨウ素が含まれます。
ヨウ素は人にとって必須なミネラルで、海藻類に多く含まれています。不足すると、甲状腺ホルモンが低下して、むくみや脱力感、だるさ、疲労感を感じることがあります。
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張先生のプロフィール
張建偉
中国黒竜江中医薬大学助教授として教鞭をとるとともに、中医学と西洋医学によ る診療を行ってきました。中医食養薬膳学にも精通しており、1993年の来日後は 日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会などで活躍しています。

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