張先生の食材メモ 中医学を元に健康に良い食材の食べ方、選び方などをさまざまな観点からご紹介します。
松茸
松茸イメージ
キシメジ科キシメジ属
現在のところ栽培することができず、
自然に生えているものを秋に収穫。
中国や韓国からの輸入が増えている。
マツタケオールという香り成分に、消化酵素の分泌を促す作用。香り自体にガン予防作用も。
桂皮酸メチルエステルなどの香り成分に、食欲増進、消化酵素の分泌といった作用があります。この香りにガン予防の効果があるとする報告も。
多糖類のβ-Dグルカンは、他のキノコ類にも含まれます。ガンの増殖を抑える作用があります。
β-Dグルカンには、ガンにかかった体の免疫機能を活発化させることにより、ガン細胞の増殖を抑えようとする働きがあります。
紫外線にあたることでビタミンDに変化するエルゴステリン。カルシウム、リン、ビタミンAの吸収を助けます。
ビタミンDは、カルシウムとともに骨をつくる重要な栄養素。日光浴により体内で合成されますが、日照量の少ないときは食物から摂りましょう。
コレステロールを排出し、動脈硬化の予防に役立つ食物繊維が含まれています。
ほとんどのキノコ類には、食物繊維が多く含まれます。食物繊維は、ヒトの消化酵素で分解できないため、便通を良くして、腸内有害物質を排出します。
ビタミンB群のひとつ、ナイアシンが含まれます。糖質や脂質の代謝を促す栄養素です。
ナイアシンには、糖や脂質の代謝に加えて、アルコールを分解する補酵素としての働きがあります。また、肌荒れ防止にも有効な成分です。
疲労回復のビタミンB1、細胞の成長を促進するビタミンB2。血圧を正常に保つカリウムも。
日本人はビタミンB2不足になりがちだと言われています。キノコ類からしっかり摂るようにしましょう。ビタミンB1とカリウムも毎日必要な成分です。
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張先生のプロフィール
張建偉
中国黒竜江中医薬大学助教授として教鞭をとるとともに、中医学と西洋医学による診療を行ってきました。中医食養薬膳学にも精通しており、1993年の来日後は日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会などで活躍しています。

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