張先生の食材メモ 中医学を元に健康に良い食材の食べ方、選び方などをさまざまな観点からご紹介します。
玉葱
玉葱イメージ
ユリ科ネギ属
原産:中央アジア
黄玉葱、白玉葱、赤玉葱がある。
長葱、ニラ、ニンニクも同じユリ科。
1.玉葱を切ると涙が出ます。これは、イオウ化合物がアリシンに変化するため。
ビタミンB1の吸収を促すアリシン。糖質に加え、玄米や豚肉などのビタミンB1とあわせて摂ると、抜群のスタミナ効果を発揮。
2.コレステロールの代謝を促す成分が、ダブルで含まれています。
催涙性のあるアリシンと、外皮に多く含まれるポリフェノールの一種ケルセチン。コレステロール値や中性脂肪値を抑えてくれます。
3.血液サラサラ、血栓予防といえば、アリシン。そのくらい有効な栄養成分です。
アリシンには、血小板凝集抑制作用があります。血液をサラサラにして血栓を予防することができるといわれています。
4.血糖値を下げる成分が2種類。下げすぎず、正常に保ってくれます。
玉葱のイオウ化合物には血糖値を下げる作用があり、糖尿病の予防と改善に効果があります。血糖値は正常範囲にあることが大切。
5.フルクトオリゴ糖は、大腸まで届いてビフィズス菌の栄養になります。
玉葱は、野菜のなかでは糖質が多いほう。中でもフルクトオリゴ糖は消化酵素で消化されず、大腸内でビフィズス菌を増やします。
6.うまみ成分のグルタミン酸をはじめ、アミノ酸が多く含まれます。
エネルギー源になるアミノ酸の中でも、玉葱にはうまみ成分であるグルタミン酸が多く含まれ、「西洋のかつお節」とも言われます。
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張先生のプロフィール
張建偉
中国黒竜江中医薬大学助教授として教鞭をとるとともに、中医学と西洋医学による診療を行ってきました。中医食養薬膳学にも精通しており、1993年の来日後は日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会などで活躍しています。

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