張先生の食材メモ 中医学を元に健康に良い食材の食べ方、選び方などをさまざまな観点からご紹介します。
鶏肉
鶏肉イメージ
卵を産む前の若鶏と
放し飼い地鶏があります。
地鶏には、名古屋コーチン、
薩摩鶏、比内鶏など。
1.鶏肉は良質なタンパク質の宝庫。脂肪肝予防や脳の活性化につながるアミノ酸が豊富に含まれています。
脂肪肝を予防するメチオニンや、脳や筋肉の活性化、疲労予防、抗酸化、抗ガン作用のあるアンセリン、カルノシンが豊富。コラーゲンも肉類でNo.1です。
2.ビタミンAは、牛肉や豚肉の約10倍! 皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を高めてくれます。
鶏肉は、部位にもよりますが、平均して牛肉や豚肉のおよそ10倍ものビタミンAを含みます。ビタミンAは脂溶性で、とりわけ手羽先などに豊富です。
3.ビタミンB1も含まれます。糖質の分解に補酵素として作用。不足すると疲れやすくなります。
ビタミンB1不足になると、疲れやすい、集中力が続かない、さらには、むくみや動悸といった症状が出るなど、深刻な事態に。ビタミンB1は卵黄にも豊富です。
4.細胞の再生を促すビタミンB2。ストレスにさらされているときは、よりたくさん必要になります。
ビタミンB1、カルシウムと並んで日本人に不足しがちだと言われているビタミンB2。口内炎、目の充血、角膜炎などを予防します。
5.ビタミンB群のひとつ、ナイアシンが含まれます。糖質や脂質の代謝を促す栄養素です。
ナイアシンには、糖や脂質の代謝に加えて、アルコールを分解する補酵素としての働きがあります。口内炎、神経性胃炎、肌荒れ防止にも有効です。
6.鶏肉は脂肪が少なく、コレステロールの増加を抑えるαリノレン酸が牛肉や豚肉の7倍も。
鶏肉には、不飽和脂肪酸のαリノレン酸が豊富です。これにより、血液中のコレステロールを低く抑えることができます。
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張先生のプロフィール
張建偉
中国黒竜江中医薬大学助教授として教鞭をとるとともに、中医学と西洋医学によ る診療を行ってきました。中医食養薬膳学にも精通しており、1993年の来日後は 日本中医食養学会、東京都栄養士学会、横浜薬膳研究会などで活躍しています。

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