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2026.06.11

「液体塩こうじ」が変えた台所仕事──漬けて焼くだけで料理上手になれる理由

ラジオ「石井食品 presents おいしいの種」#4

液体塩こうじの使用イメージ(ハナマルキ株式会社ご提供)
液体塩こうじの使用イメージ(ハナマルキ株式会社ご提供)

毎週日曜日の朝、ゲストを迎えながら「おいしいって、なんだろう?」をテーマに語り合うトーク番組「石井食品 presents おいしいの種」。前回に引き続き、ハナマルキ株式会社代表取締役社長・花岡周一郎さんをゲストに迎えた第2回。今回のテーマは、2012年の発売から14年で多くの家庭に定着した「液体塩こうじ」。伝統の発酵食品が現代の食卓にどう進化してきたのか、花岡さん・石井智康(石井食品株式会社 代表取締役社長)・岩田知佳さん(「石井食品 presents おいしいの種」DJ)の同い年トリオの会話から見えてきました。 

目次

  • 「漬けて焼くだけ」で変わる台所仕事
  • 腸活にも効く。「酵素が生きている」ことの意味
  • 和食だけじゃない。洋食にも広がる塩こうじの世界
  • 塩こうじと味噌、何が違うの?
  • まとめ

ラジオ出演者

花岡 周一郎(はなおか しゅういちろう)
ハナマルキ株式会社 代表取締役社長。大正7年(1918年)創業の味噌蔵に生まれ、4代目として家業を継ぐ。幼い頃から祖父と父が味噌蔵で語り合う姿を見て育ち、発酵食品の魅力と可能性を国内外に広げることをライフワークとしている。石井社長とは食品業界を共に担う同世代の経営者仲間。


石井 智康(いしい ともやす)

石井食品株式会社 代表取締役社長。千葉県船橋市出身。同世代の経営者や地域の仲間とのつながりを大切にし、食品業界の未来と食文化への貢献を発信し続けている。娘を育てるパパとしての顔も持ち、日々の食卓に寄り添う目線を経営にも番組にも活かしている。毎週日曜の朝、食の楽しさと大切さをリスナーへ届けるホストを務める。 


岩田 知佳(いわた ちか)
InterFM ラジオDJ。千葉県船橋市出身。石井食品・石井智康社長と同郷・同級生という縁から、ラジオ番組「石井食品 presents おいしいの種」のDJを務める。2児の母としての日常や、食と子育てにまつわるリアルな視点が持ち味で、ゲストから自然体の言葉を引き出す聞き上手。毎週日曜の朝、食を通じた温かい会話をリスナーに届けている。 

 

「漬けて焼くだけ」で変わる台所仕事

石井:塩こうじは本当に便利ですよ。普段の料理でも、お肉や魚を漬け込んでおくだけで、焼いた時に味がバッチリ決まります。

岩田さん:ハナマルキさんといえば「液体塩こうじ」。2012年の発売から14年目とのことですが、なぜ「液体」だったのですか?

花岡さん:従来の塩こうじは粒があり、焼く時に焦げやすいという課題がありました。私の父が酒蔵を見学した際、どぶろくを搾って日本酒を造る工程を見て、「塩こうじも搾ればいいのでは」と閃いたのがきっかけです。

岩田さん:お父様の発見だったんですね!

花岡さん:そうなんです。発売当初は使い方が浸透せず苦労しましたが、地道な試食販売などを通じて、今では多くの方に使っていただけるようになりました。

腸活にも効く。「酵素が生きている」ことの意味

岩田さん:最近は「腸活」を意識する方も多いですが、塩こうじにはどのようなメリットがありますか。

花岡さん:最大の特長は、「酵素が生きている」ことです。酵素の力でタンパク質を分解するため、お肉やお魚が柔らかくなるだけでなく、体内での消化・吸収もスムーズになります。

石井:体への負担が軽減されるのは嬉しいですよね。塩こうじを使うと、自分が料理上手になった気分になれます。

岩田さん:ちょっとしたひと手間ですが、その効果は絶大ですよね。

和食だけじゃない。洋食にも広がる塩こうじの世界

花岡さん:伝統を守るだけでなく、今のライフスタイルに合わせてアップデートすることが重要だと考えています。和食だけでなく、洋食にも合う「ハーブ&スパイス塩こうじ」なども展開しており、カルパッチョのアクセントなどにも非常におすすめです。

岩田さん:洋食にも使えるんですね!

花岡さん:「塩の代わりに使う」感覚で取り入れていただくと、料理の可能性がぐっと広がりますよ。

石井:石井食品も「採れたてのたけのこをすぐ工場で調理」するたけのこごはんの素など、旬の素材と現代の食生活を結ぶ商品づくりを続けています。伝統と革新を両立させることは、食品業界に共通する永遠のテーマなんでしょうね。

花岡さん:本当にそうですね。お互いに高め合っていきましょう。

塩こうじと味噌、何が違うの?

Q:塩こうじと味噌はどう使い分ければいいですか?

A:どちらも米麹を使った発酵調味料ですが、特徴が異なります。味噌は大豆のコクと旨味が豊かで、汁物や煮込みに深みを加えます。一方、塩こうじはシンプルな塩味と酵素の働きが特徴で、素材そのものの味を引き出したいときに最適です。肉・魚の下漬け、サラダのドレッシング、パスタのソースなど、和洋を問わず幅広く使えます。「塩の代わりに使う」感覚で取り入れてみると、料理の可能性がぐっと広がります。

まとめ

「焦げやすい」という従来の塩こうじの課題を、「搾ればいい」というひらめき一つで解決した液体塩こうじ。2012年の誕生から14年、地道な試食販売で使い方を広めてきた積み重ねが、今日の定番調味料を生み出しました。酵素が生きた状態で含まれているため、食材を柔らかくするだけでなく消化吸収も助けてくれるのが最大の魅力です。和食のイメージにとどまらず洋食にも幅広く使えることで、料理の手間を大幅に削減しながら腸活にもつながる。「伝統をアップデートする」というハナマルキの哲学が、この一本に凝縮されています。