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2026.08.24

ミートボールと一緒に旅をする──工場見学500回超・丹羽桃子さんが見つけた工場の楽しみ方

ラジオ「石井食品 presents おいしいの種」#18

毎週日曜日の朝、ラジオ番組「石井食品 presents おいしいの種」では食の楽しさと大切さをお届けしています。今回のゲストは、国内外の工場見学を500回以上重ねてきたライターの丹羽桃子(にわ ももこ)さん。前編となる今回は、工場見学を好きになったきっかけから、製造ラインの見方、そして石井食品の工場見学を「ほかと違う」と感じた理由まで伺いました。

目次

  • 工場見学を好きになったきっかけ
  • 製造ラインは、何かにたとえながら見る
  • ポテトチップスの滝は、そこでしか見られない
  • ミートボールと一緒に旅をする、唐津の工場
  • 案内するのは、石井食品の現場を知る社員
  • できたてのミートボール
  • まとめ

ラジオ出演者

丹羽 桃子(にわももこ)

工場見学マニア・ライター。岐阜県出身。食品メーカーでの勤務を経て、現在はフリーライターとして活動。ビジネス・子育て・環境系などの媒体や企業のホームページを中心に執筆する。学生時代から工場見学が趣味で、訪問回数は国内外あわせて500回を超え、工場見学に関する記事の監修・執筆、テレビ番組への出演もしている。

岩田 知佳(いわた ちか)

InterFM ラジオDJ。千葉県船橋市出身。石井食品・石井智康と同郷・同級生という縁から、ラジオ番組「石井食品 presents おいしいの種」のDJを務める。2児の母としての日常や、食と子育てにまつわるリアルな視点が持ち味で、ゲストから自然体の言葉を引き出す聞き上手。毎週日曜の朝、食を通じた温かい会話をリスナーに届けている。

石井 智康(いしい ともやす)

石井食品株式会社 代表取締役社長。千葉県船橋市出身。同世代の経営者や地域の仲間とのつながりを大切にし、食品業界の未来と食文化への貢献を発信し続けている。娘を育てるパパとしての顔も持ち、日々の食卓に寄り添う目線を経営にも番組にも活かしている。毎週日曜の朝、食の楽しさと大切さをリスナーへ届けるホストを務める。

工場見学を好きになったきっかけ

岩田さん:工場見学を好きになったきっかけは何だったんですか。

丹羽さん:子どもの頃から食べることも好奇心も旺盛で、気がついたら好きになっていました。自分が食品メーカーで働いて、普段食べているものはこうしてできているんだと驚き、もっと色々な世界をみてみたいと思いました。

岩田さん:ご自身が食品メーカーで働かれていたっていうのは、説得力がやっぱりありますね。

丹羽さん:その経験もあり、工場見学に参加する際は、2つの軸で楽しんでいます。1つは、皆さんが工場見学に行く理由に近いエンターテインメント性の部分で、もう1つは、ものづくりの現場としての工夫やどう改善しているのかという見方です。

製造ラインは、何かにたとえながら見る

石井:工場見学では、どういうところを見ているんですか。

丹羽さん:断然製造ラインです。流れていく製品が何にたとえられるかな、と思いながら見ます。例えば、立体駐車場に入っていく車みたいだなとか。石井食品さんだと、ミートボールが冷却層から落ちていく様子がメダルゲームみたいだなとか。

岩田さん:そういう目線で見ていくんですね。

丹羽さん:子どもたちに「何に見える?」「なんでだと思う?」と聞くと、ただ眺めるより深く楽しめます。

石井:それ、美術館でアートを観るときの見方じゃないですか。

収録中の丹羽さん
収録中の丹羽さん

ポテトチップスの滝は、そこでしか見られない

石井:いちばん最近行かれたのは、どこですか。

丹羽さん:地元の岐阜県にできた湖池屋さんの見学施設※1です。ポテトチップスの滝が、忘れられないくらいの絶景でした。

岩田さん:ポテトチップスの滝?

丹羽さん:揚げたてが上から流れてきて、その場でいただけるんです。しかも白衣を着て現場の中まで入れるので、香りも音も今でも覚えています。

丹羽さん:ポテトチップスは、揚げたてがいちばんおいしい。それをすごく実感しました。

岩田さん:そこに行かないと見られない景色ですね。

丹羽さん:事前予約制で、人気が非常に高い施設です。

※1 「湖池屋GOGO!ファクトリー」 https://gogo-factory.koikeya.co.jp/

( 画像提供 株式会社湖池屋)
( 画像提供 株式会社湖池屋)

ミートボールと一緒に旅をする、唐津の工場

岩田さん:これまでに500回以上工場見学をされてきた丹羽さんですが、石井食品の工場見学にも、もう行かれているんですよね。

丹羽さん:千葉と京都と佐賀の3か所のうち、千葉と佐賀の2か所を見学しました。

岩田さん:率直に、いかがでしたか。

丹羽さん:製造ライン好きとしては、佐賀県の唐津にある工場がものすごく良かったです。製造ラインの流れに沿って、一連で見学できるんです。シンプルに子どもでも分かりやすく、タイミングがよければ鶏肉を投入するシーンをみることができます。ミートボールと一緒に旅をしている気分で追いかけられる。出来上がっていく様子が、すごくかわいいんですよ。

案内するのは、石井食品の現場を知る社員

石井:年季の入った工場で、設備の新しさでは難しいところもあります。ただ、まごころは込めているんですよね。

丹羽さん:石井食品さんの工場は、最新の設備も、プロジェクションマッピングのような最新の映像演出もありません。でも、その中で社員の皆さんが工夫している感じが、温かいんです。ホームパーティに呼んでもらったような感覚です。案内をしてくださる方も現場を知っている社員さんなので、熱量も伝わってきます。

岩田さん:案内は社員の方なんですね。

石井:いまは現場のスタッフが持ち回りで工場見学の案内をする形をとっています。話し上手ばかりではないのですが、自分の仕事に誇りを持っているので熱く語ってくれます。

岩田さん:普段食べているミートボールが、どんな風に作られているか分かるだけで、また買おうという気持ちになりますね。

石井食品の工場見学の様子 (写真は、千葉県八千代工場でのツアーの様子です)
石井食品の工場見学の様子 (写真は、千葉県八千代工場でのツアーの様子です)

できたてのミートボール

岩田さん:見学では、ミートボールもいただけるんですよね。

丹羽さん:唐津工場では、ソースをつける前の出来立てのミートボールが食べられます。工場を案内している人とは別の方が、衛生管理の手順を踏んで運んでくださって。想像しながら食べると、この上なくおいしいです。

石井:下味だけつけて、あとはそのまま。素材の味がいちばん出ているものを味わってもらうのが、見学の山場なんです。

岩田さん:予約は取りやすいんですか。

石井:毎月予約を受け付けていて、抽選制です。

石井食品の工場見学:https://www.ishiifood.co.jp/factory-tour/

まとめ

ラインを旅していくミートボールのように、そこに行かないと見られない景色がある——丹羽さんが工場見学を「立派な観光施設」と呼ぶ理由は、おそらくそこにあります。

案内するのは、その日もラインに立っている社員たち。子どもたちが「この人が作っているんだ」と見上げるとき、作り手もまた、自分の仕事が誰に届いているのかを受け取っています。

丹羽さんには来週もご登場いただきます。後編もお楽しみに。

ラジオ音源もぜひお聴きください

radikoでは放送後1週間、音楽とともにお楽しみいただけます。ポッドキャストは期限はなくいつでもトークのみ視聴可能です。

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