夏休みは親子で工場見学へ——丹羽桃子さんに聞く工場見学の楽しみ方
ラジオ「石井食品 presents おいしいの種」#19
毎週日曜日の朝、ラジオ番組「石井食品 presents おいしいの種」では食の楽しさと大切さをお届けしています。先週に続いてのゲストは、これまで500回以上工場見学に参加している工場見学マニアでライターの丹羽桃子(にわ ももこ)さん。後編となる今回は、この夏、親子で行きたい工場見学のおすすめのスポットと、見学が「見るだけ」から変わってきていること、そして丹羽さんが食卓で毎回している、ひとつの問いかけを伺いました。
目次
- 下の子が小学生になった夏、予約は「バンバン」入れる
- 予約なしでも楽しめる。丹羽さんおすすめ工場見学スポット
- 「これ、何が入ってると思う?」——丹羽家の食卓と「何で?」の習慣
- 直に見るから、心が動く——工場見学の最大の魅力
- まとめ
ラジオ出演者

丹羽 桃子(にわももこ)
工場見学マニア・ライター。岐阜県出身。食品メーカーでの勤務を経て、現在はフリーライターとして活動。ビジネス・子育て・環境系などの媒体や企業のホームページを中心に執筆する。学生時代から工場見学が趣味で、訪問回数は国内外あわせて500回を超え、工場見学に関する記事の監修・執筆、テレビ番組への出演もしている。
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岩田 知佳(いわた ちか) InterFM ラジオDJ。千葉県船橋市出身。石井食品・石井智康と同郷・同級生という縁から、ラジオ番組「石井食品 presents おいしいの種」のDJを務める。2児の母としての日常や、食と子育てにまつわるリアルな視点が持ち味で、ゲストから自然体の言葉を引き出す聞き上手。毎週日曜の朝、食を通じた温かい会話をリスナーに届けている。 |
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石井 智康(いしい ともやす) 石井食品株式会社 代表取締役社長。千葉県船橋市出身。同世代の経営者や地域の仲間とのつながりを大切にし、食品業界の未来と食文化への貢献を発信し続けている。娘を育てるパパとしての顔も持ち、日々の食卓に寄り添う目線を経営にも番組にも活かしている。毎週日曜の朝、食の楽しさと大切さをリスナーへ届けるホストを務める。 |
気下の子が小学生になった夏、予約は「バンバン」入れる
岩田さん:親子で工場見学に行く、なんてことも結構されてますか?
丹羽さん:はい。私1人で行く時もあるんですけれども、お休みの時なんかは子どもたちを連れて。とくに年齢制限のある工場見学もあって、その分岐点の一つが「小学生以上」というところも結構あります。
岩田さん:下のお嬢さんが小学生になったから、もう大体どこの工場も一緒に行けるわけですね。
丹羽さん:そうなんですよ。そこの課題がクリアになったので、もう今年の夏は、バンバン予約を入れてます。
岩田さん:うわー、すごいな。丹羽さんがお母さんだったら、もうバッチリ抑えてるんでしょうね。
予約なしでも楽しめる。丹羽さんおすすめ工場見学スポット
岩田さん:おすすめの工場見学スポットを教えてもらえたら嬉しいんですけれど。
丹羽さん:予約不要で楽しめるところだと、かねふくさんのめんたいパーク(※1)。
丹羽さん:全国に6か所あって、親子でという視点でみると、子どもの遊び場が充実しています。特に滋賀のめんたいパークびわ湖です。めんたいこの製造ラインやできたてのめんたいこを楽しみつつ、子どもも一緒に楽しめる場所です。
※1:かねふく 「めんたいパーク」 https://mentai-park.com/

「めんたいパーク」 ( 画像提供 株式会社 かねふく)
「これ、何が入ってると思う?」——丹羽家の食卓と「何で?」の習慣
岩田さん:家族の食事の中で、意識していることはありますか?
丹羽さん:スープやカレーを出した時に、「これ何が入ってると思う?」って、よく聞くんですよ。興味を持ってほしいなと思って。
丹羽さん:同じものを食べても、どこで誰とどんな風に食べるかで全然違うなと。おにぎりをお庭で食べたり、音楽をかけながら食べてみたり、食の幅を体験させたいなと思っています。
丹羽さん:心が元気じゃなくなった時でも、とにかく食べられていればと思うので。食を軸に持ってくれると良いなと思っています。
岩田さん:丹羽さんが作るお料理の中で、お子さんが好きなものも気になります。
丹羽さん:エビと玉ねぎを細かく刻んで炒めるエビカレーが、すごい食べやすいみたいです。隠し味にチョコレートを1個入れてみたり、コーヒーを少し入れてみたり。
直に見るから、心が動く——工場見学の最大の魅力
岩田さん:丹羽さんが考える、工場見学の最大の魅力はどんなところでしょうか?
丹羽さん:製造ラインを直に見られること。今は、何でも情報が手軽に手に入っちゃうじゃないですか。
丹羽さん:だからこそ、空気感や匂い、香りを味わって心を動かす。それをこんなに手軽にできるレジャーは、なかなかないのかなと。
石井:日本の食品メーカーってそれぞれ工夫を凝らして、衛生やおいしさを追求しているけど、店頭に商品だけ並ぶと、どうやって作られているのかは伝えられないんです。
石井:実際に工場に来て見ていただくと、僕らの見えないこだわりが伝わる。それはすごい嬉しいことだなと思います。
まとめ
言葉では表しきれないほど夢中になれる「工場見学」と出会えたのは幸運だった、と丹羽さん。
工場は、普段は見えない場所です。わたしたち石井食品も、素材の選び方から、衛生や温度の管理、味を決める最後のひと手間まで、商品の外側からは伝えきれない工夫を積み重ねています。それを「見えないまま」にしておくのではなく、扉を開けて見てもらう。丹羽さんが500回以上にわたり確かめてきたのは、その一枚のガラス越しにしか伝わらないものが、確かにあるということでした。この夏、行き先に迷ったら、近くの工場をひとつ調べてみてください。
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