羽釜鍋と楽しむ、秋の味。中川政七商店と石井食品がつくる「丹波しめじ五目ごはん」
前編では、中川政七商店が素材の持ち味を大切にし、作り手との対話を通じて食品をつくる姿勢を伺いました。
後編では、その考えを形にした、石井食品との初めての共同開発を紹介します。きっかけは、羽釜鍋で炊いたご飯と一緒に季節の味を楽しんでほしいという思い。今季発売した「季節の混ぜごはんの素 丹波しめじ五目ごはん」ができるまでを、企画担当の丸岡さんに伺います。
目次
- 羽釜鍋と楽しむ、混ぜごはんづくり
- 手軽な一品に、季節の味と香りを
- 素材を大切にする想いが、石井食品との接点に
- 試食と改良を重ね、丹波しめじの持ち味を活かす
- 炊きたてのご飯と楽しむ、秋の味わい
お話を伺った方
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丸岡さん |
羽釜鍋と楽しむ、混ぜごはんづくり
編集部:「季節の混ぜごはんの素」の商品を企画したきっかけは何でしたか。
丸岡さん:弊社は日本の工芸技術を用いた調理道具の商品化も行っており、この秋には、鍋で炊くごはんのおいしさをもっと気軽に味わってほしいという想いで開発した「ごはんがおいしい羽釜鍋」を発売しました。それに合わせて、羽釜鍋と一緒に食を楽しめるグロッサリー商品の展開を考えたことがきっかけです。羽釜鍋で炊いたご飯は、比較的粒立ちがよく、しゃっきりとした食感になりやすいんです。食材や調味料の旨みがなじみやすいことから、その特長を活かせるまぜご飯の素の企画を進めることになりました。
羽釜鍋で炊くご飯のおいしさを、どんな食べ方で楽しんでもらうか。道具を使う場面から、「季節の混ぜごはんの素」の企画が生まれました。
(画像提供:株式会社中川政七商店)
手軽な一品に、季節の味と香りを
編集部:今回の混ぜごはんで、特に大切にしたことは何ですか。
丸岡さん:発売した「季節の混ぜごはんの素」は、旬の食材である丹波しめじを用いて、その味や香りから季節を感じていただけることを大切にしました。炊きあがったご飯に混ぜるだけで簡単に調理でき、味覚から季節感を楽しみ、豊かな食事の時間を過ごせるアイテムになればと思います。
ご飯に混ぜるだけの手軽さと、旬の味や香りを楽しめること。その両方を備えた一品を目指して、商品づくりが進みました。

素材を大切にする想いが、石井食品との接点に
編集部:石井食品へ声をかけてくださった経緯を教えてください。
丸岡さん:理想の味を実現するため、ご一緒するメーカーさんを考える中で、以前から商品を取り扱っていた石井食品さまのことを思い出しました。その年に採れた地域の食材を使い、食品添加物を使わず※、素材のおいしさを活かす味づくりを大切にされています。私たちも、安心・安全で、素材そのもののおいしさを楽しめる商品を届けたいと考えお声がけしました。
季節の食材を楽しめる一品をつくりたいという丸岡さんの思いと、素材のおいしさを活かす石井食品の味づくり。その接点から、今回の商品づくりが始まりました。
※石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。
試食と改良を重ね、丹波しめじの持ち味を活かす
編集部:試作品を初めて食べたとき、どのような印象でしたか。
丸岡さん:初めて試作品を食べたとき、丹波しめじの香りの豊かさと、食べ応えのある食感が印象に残りました。「丹波しめじ」を食べるのは初めてでしたが、素材そのものの味わいを楽しめる味付けで、おいしいと感じました。今回の商品を通じて、その魅力をお客様にも知っていただけたらと思います。
中川政七商店と石井食品で試食と改良を重ね、丹波しめじの香りや食感をどう活かすかを確かめながら、味付けや商品の仕様を決めていきました。

丸岡さん (提供:株式会社中川政七商店)
炊きたてのご飯と楽しむ、秋の味わい
編集部:完成した商品の楽しみ方を教えてください。
丸岡さん:大ぶりな丹波しめじのシャキシャキ食感と豊かな旨味を楽しめる季節の混ぜごはんの素です。ご飯にさっと混ぜるだけで簡単に出来上がります。「ごはんがおいしい羽釜鍋」で炊いたご飯との相性もぴったりです。
ご飯を炊く道具を選ぶ楽しさと、旬の食材を味わう楽しさ。「季節の混ぜごはんの素 丹波しめじ五目ご飯」は、その二つを日々の食卓で楽しむために生まれた一品です。
